岐阜の夏を楽しむ
長良川・鵜飼・花火 Nagaragawa River

戦国のロマンを今も感じさせる金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、名水100選に選定されている清流長良川でぎふ長良川鵜飼は行われています。
漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。
その他、岐阜グランドホテル目の前の川原では、夏になると毎年多くの川水浴や、BBQを楽しむ人達で賑わいます。
夏に人気の花火も、長良川河畔では、大きな花火大会が行われます。長良川と岐阜城をバックに浮かぶ大輪の花を見ながら、夏の夜をお楽しみください。

岐阜の夏を楽しむ、3大風物詩 Enjoy summer in Gifu

ファミリー・カップル・仲間とENJOY！

ぎふ長良川鵜飼 Gifu Nagara River UKAI

風雅1300年今に伝える感動絵巻

鵜飼は鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える漁法で、およそ1300年の歴史があり、時の権力者たちに保護されてきました。織田信長は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われており、徳川家康はたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物、保護し、岐阜でつくらせた鮎鮨を江戸まで運ばせました。
また、鵜飼は多くの文化人にも愛され、松尾芭蕉は岐阜を訪れた際、鵜飼を見物し「おもうしろうて　やがてかなしき　鵜舟かな」という句を残したほか、名優チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れ、すばらしいと絶賛したと言われています。

長良川には、岐阜市長良に6人、関市小瀬に3人の鵜匠がおり、正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といいます
長良川の鵜飼用具一式122点は、国の重要有形民俗文化財に、長良川鵜飼漁は岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。鵜匠が鵜をはげます「ホウホウ」という掛け声や舟べりをたたく音が「日本の音風景百選」に選ばれています。

ぎふ長良川鵜飼は、毎年5月11日～10月15日までの期間中、中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われます。
平成27年3月2日（月）に、「長良川の鵜飼漁の技術」が、国重要無形民俗文化財に指定されました。

鵜飼を実際に楽しんでみよう！

【18:00】乗船・出船

長良川や金華山の景色をお楽しみいただきながら、観覧ポイントへ向かいます。川岸に停泊・食事
鵜飼が始まるまで、川岸に船を停泊します。
停泊中に食事をお楽しみください。
周りの景色を楽しみながら自由にお過ごしいただけます。

【19:45】鵜飼開始

開始合図の花火があがり、いよいよ鵜飼が始まります。

狩り下り
狩り下りとは、鵜飼観覧船と鵜舟（鵜匠の船）が併走しながら川を下り、鵜が鮎を捕らえる様子をご覧いただくものです
河川の増水時等には、安全面から、鵜飼観覧船を岸に着けたまま鵜飼をご覧いただく場合もありますのでご了承ください。

【20:10】総がらみ

鵜飼のクライマックス。
6隻の鵜舟が川幅いっぱいに横隊となり一斉に鮎を浅瀬に追い込みます。

【20:30】鵜飼終了・下船

下船時間は、季節・観覧船の数などにより変動します。

鵜飼の魅力を堪能する、鵜飼と長良川に親しむ散策コース

鵜飼の里・長良川うかいミュージアム

長良川の鵜飼に、より親しんでもらえるのが「鵜飼の里」。長良川右岸から一歩入ったところには鵜匠たちの家が並び、毎日鵜の世話をし、ともに暮らしています。運良く鵜匠に出会えれば、鵜飼のあれこれを直接聞いたり、時には間近で鵜にふれることもできるかもしれません（※鵜匠宅に押し掛けるのはご遠慮ください）。そして、鵜飼をテーマにした日本初のミュージアム長良川うかいミュージアム。ここを訪れたら気分はすっかり鵜飼の達人。鵜飼の知識を前もって知ることで、鵜飼がもっと魅力的になります。
また、鵜飼屋公園(長良川広場)見晴らし川灯台～神明神社(鮎供養)～鵜匠宅～長良川うかいミュージアム～鵜塚(鵜供養)の「鵜飼の里散策コース」もあります。川べりの風情ある雰囲気を満喫しながら、鵜飼と長良川に親しんでみてはいかがですか。

長良川花火大会 Nagaragawa Fireworks Festival

岐阜の花火大会と言えば、長良川で繰り広げられる花火大会。
「第２回ぎふ長良川花火大会」は、2024年8月10日(土)に開催。
長良川と岐阜城をバックに浮かぶ大輪の花を見ながら、夏の夜をお楽しみください。

日常でも、鵜飼開催日には開始を合図する花火が19：45頃に数発あがります。

当日お越しのお客様へ
・花火大会は市内道路が大変混雑しますのでご注意ください。
・ホテルへは15：30までにご到着頂くことをお薦めします。